たまたま「ちゃんと」に掲載されていたのを見つけて、これはきっと行けってことだろうな思いながら参加してきました。
いまのところ自分からこども食堂を立ち上げようという意志はないですが、将来的には必要なものになるかもしれないという考えでいます。
東京から来て頂いた講師の方には、こども食堂の立ち上げの背景や課題なんかを聞けました。
見た目は他の子たちと全く変わらないのですが、子供たちによくよく話を聞いてみると一部の子から以下のような事実が分かったようです。
・給食以外のご飯を食べていない子(つまり昼飯だけが唯一のご飯)
・家の手伝いに追われて学校の勉強に全くついて行けていない子
ということで学習支援を含めたこども食堂を開設した、ようです。もうこれだけで胸が熱くなります。。。
次に札幌、旭川や千歳で実際にこども食堂を運営している方にもお話も聞けました。
経緯は以下のようになってました。
・東京のように相対的貧困の対策として開所
・子供の遊び場、居場所問題を解決するために開所
・発達障害、不登校/いじめ、DVなどの問題解決サポートのために開所
このようにこども食堂はテレビや新聞で見る相対化貧困もありますが、問題を抱えてる内容は地域でそれぞれなんだな、ということがよく分かりました。
最近だとLGBTに特化したこども食堂もあるかもしれません。
また興味深い話としては、立ち上げ当初は料理のレパートリーに苦慮する話が印象的でした。
こども食堂運営側としては、どのぐらいの人がどれだけ来るのか分からないものですが、そうなるとすぐに対応できる出来合いのものになってしまっていました。しかし、実際に食べに来る子供たちには初めての外食なので、家で食べているような食事が出てきた時は子供は困ってしまったようです。
この話を聞いた時に自分が小さいときにびっくりドンキーで食べた、コーンスープを思い出しました!!!
自分も小さい頃は本当に貧乏だったので、外食は年2回のみ、びっくりドンキーで食べるあのハンバーグプレートと前菜として出してもらったコーンスープが本当においしかった。何より外食感があってキラキラしていたのを覚えています。
こどもにとって外食ってそういうことなんですよね。子供時代の素敵な思い出を蘇らせてもらったことに感謝しています。
それから上記のこども食堂は改善に向かっていくんですよね。
偉大な鍼灸やヨガの先生も結局のところ、貧しい状況にしないことが最良だ、と言っています。
自分たちにできることは、防貧対策としてこども食堂を支えること、ちゃんとして大人として育ってもらえること、を少しでもサポートできたらいいな、と思っています。
実際に貧困家庭・世代ができるとそれだけ生活保護費が増大し、かつ税収が減るそうです。超ざっくりですが、1学年あたり4兆円クラスだそうです。
負のスパイラルを出来るだけ食い止めるのが自分たち世代ができる使命だと思っています。何より地元に恩返ししたいので、これからも勝手に色々とやって行きますので、応援よろしくお願いします!
私のレッスンに参加して頂ければ、売上の一部を毎月恵庭のこども食堂に寄付しています。
売上が大きくなれば、寄付する箇所や金額も大きくしていく予定です。
また農家などやっている方で野菜など食料の寄付があれば、随時お待ちしております。個人的な寄付もウェルカムです。
またこども食堂に関する書籍はコチラ
子ども食堂をつくろう! ── 人がつながる地域の居場所づくり
- 作者: NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2016/08/25
- メディア: 単行本
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